風のリハビリ ~セミナーで思ったこと~ 48

2014年12月19日 15:31



普段仕事から帰ると、のほほ~んと過ごしているだけに、

セミナーなんていうものに出かけると、ついつい、いろいろと考え過ぎてしまいそうなので、

聞いたり見たりしたことを思い出しつつも、あえて何も考えずにいるようにしました。

あっ、ワンコのお勉強と同じですね、クールダウンです(笑)



DSCF1008.jpg
女郎蜘蛛の網がネックレスみたい。 雨の雫と小さな葉が宝石みたいに輝いていました。



セミナーは題名通り、トレーニング(クリッカーを使った)の具体的な技術や方法についての話が主でした。

動画を見て講師が説明するものでしたが、時には講師の方が、エアーワンコ相手に動いてくださったりもしました。

私は、クリッカーのことはYouTubeで見たり、本で少し読んだ程度の知識しかありませんので、

講師の動画を見て説明してもらうことで、どのようなトレーニングをするのかということがよくわかりました。

また、犬の問題行動(過剰反応)に対しては、トレーニングの的を細分化したり、

何が犬に過剰反応を起こさせているのかをよく観察して、綿密なトレーニング計画を練り、

時には計画の変更もするというような話など具体的なことを聞くことができました。

トレーニングをする以前に、まず犬に信頼される人であること、また、犬が飼い主のそばにいると安心できるということは勿論大切とも。

その上で犬に落ち着きの素地をつくる話などもありました。

クリッカーは楽しいアクティビティに使っているため、落ち着くためのトレーニングにはクリッカーは使わないそうです。

そして、何頭かいる御自分の犬の中の興奮しやすい子には、クリッカートレーニングは控えめにしているとも話していたと記憶しています。



DSCF1139.jpg



クリッカー音には感情が入ったりしないのでタイミングや使い方を間違わなければ、

さまざまな動物に正しい行動・望ましい行動を教え・強化する道具として素晴らしいものと本で読みました。

「クリッカートレーニングは罰を使わない、もしマークするタイミングを間違ったとしても、その時は犬がただおやつをもらえるだけ。」とも何かで読みましたが、

そのとき果たして本当にそうなのかな?と思いましたが、今回のセミナーを受けている時にも同じようなことを考えました。



DSCF1143.jpg



それは、音には感情はありませんが、道具を使っている人には感情があります。

失敗した原因が自分にあれば、自分自身や犬に(・д・)チッと思ってしまい、その感情は犬に伝わることでしょう。

それは犬に罰とならないか?

また、脅かしや罰は使わないけれど、クリッカーの使い方一つで、クリッカー音が脅かしや罰と同じように

犬を縛り付けるもの に変わってしまう。

そして、飼い主の思惑(言葉が悪いかな 笑)通りにトレーニングが進み、犬がいろいろなことを覚えれば、

欲が出て、犬をもっと自分の言うことを聞く いい子 にしたくなる。

そうなると何気ない犬の感情をも無視することが増えてしまいがちになるとも限りません。

たとえ素晴らしい道具でも、気持ちとトレーニングが行き過ぎると、単に犬を操る道具と化してしまうだろうと思いました。



DSCF1147.jpg



どんなにいい道具でも使い方によっては悲しい道具になってしまいます。

いくらハーネスを使っていても、釣り上げたり引っ張り回したりすれば、使い方ひとつでいい道具でなくなってしまいます。

私は、クリッカーを使うにしても、犬の感情をよく考えて使いたい、使ってほしい、と思いました。

人の立場で考える犬のトレーニングと、犬の立場で考える犬のトレーニングとは、

同じようなトレーニングの方法であっても、根底に流れるものは大きく違ってきます。



DSCF1155.jpg



そんな具合なので、以前Eggiさんに言われましたが、風とはゲームをするにしてもクリッカーは使わずに、

リハビリにおいては今まで通り、いろいろなアイデアで風の気持ち(習性)を悪用しないように、

風にとってよりよい方法を選んでいきたいと思いました。



DSCF1162_201412191441111f6.jpg



Eggiさんがブログにこう書いています。

ワンコさんを尊重して楽しく練習するから、練習場だけじゃァなく、

いつでもどこでも応用が利く、“生きたコミュニケーション技術”が身に付くのよねェ~


相互の信頼関係を築くために、本物の忍耐強い努力が必要なのは、

授業中の"ドッグトレーニング"の間だけじゃァなくって

本当は、ワンコと共有する時間の全てに必要なんだって知って欲しいの…




DSCF1164.jpg



毎日毎日の普通の生活が、風にとっていろいろな学習の場になっているとつくづく思い知らされています。

人との何気ないいつもの生活の中で、ちゃんと風は自分で考えて自分で行動しています。

だからと言って、風を見張るような窮屈なことでなく、頑なことでなく。

ゆったりと穏やかに愛犬と楽しみながら生活できるための練習を、これからも続けていこうと思いました。



そして、いずれ落ち着いたワンコに変身できたときには、

クリッカーを使って楽しいゲームができたらいいな~と希望的観測など(*˘︶˘*).。.:*♡



でもね、セミナーは学生に戻ったような気分になってとても楽しかったです٩(๑>◡<๑)۶

あの頃、あんなに真面目に授業を受けていたら今頃は・・・と思うほどでしたよ(笑)





スポンサーサイト


最新記事