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空はおしゃべりになった。

2014年07月19日 17:15



立つことができなくなった空を介護して、しばし立たせてあげたりしていましたが、

使えなくなった後ろ足は腫れてぶらぶらと揺れ、

筋力の衰えていた前足はサポートしていても自分の体の重さに耐えることができなくなりました。

それでも、しばらくは外に連れて行き、3本足の身体を支えてあげながらお腹を押して排尿を手伝っていました。

しかし、それもだんだんお互いに辛くなったので、寝た状態でお腹を押してあげるようになりました。

足が痛いのか身体が辛いのか、注射だけでは痛みを取り除いてあげられなくなり、先生が痛み止めの薬を出してくれました。

薬を飲むようになり、だいぶ痛みは和らいだようでしたが、まだ辛そうに声をあげることが減りませんでした。

痛め止めの薬を一旦止めて、数日間ステロイドを飲むことになりました。

ステロイドはとてもよく効き、痛そうな様子は治まりました。

副作用が心配なため5日間でステロイドは一旦止めましたが、

今度は発作のような状態を起こすようになったので痙攣を抑える薬が出るようになりました。




DSCF0536.jpg




空が寝込んでから、私は空の尊厳について考えるようになりました。

空の尊厳。

とても難しいことです。

考え始めてから長いような短いような時間が過ぎていますが、今だに結論は出ていません。




DSCF0541.jpg




空は外では優秀な番犬活動をしていましたが、家に入ってからは番犬のお仕事は潔く引退することにしたらしく、

ほとんど声を出すことはありませんでした。

外にいるときは警戒の吠えだと思っていましたが、あれは単純に警戒の吠えだけではなかったのでしょう。

空の吠えの感情の中には、見知らぬ者への恐怖なども入り混じっていたのだろうと思います。



自由に動けなくなってから、空は再び声を出すようになりました。

”痛い”はもちろんですが、”お水” ”ご飯” ”おしっこ” ”うんち” ”苦しい” ”寝返り”

少しづつ声のトーンを使い分けているのです。

(療法食でストルバイト結石が消えた・もしくは減少したらしく、排尿は自力でできるようになりました。)



私は始めのころはその意味がよくわかりませんでしたが、

毎日聞いているうちに少しづつ聞き分けられるようになってきました。

空は寝たきりになってから、とてもおしゃべりになりました。





空の体内時計が狂ってしまったのか、昼間熟睡しているので寝返りを打たせてあげなかったからなのか、

夜起きて吠えるようになりました。

夜中1時ころ起きて吠えるので、寝返りを打たせ、しばらく身体をさすってあげるとまた静かに寝るのですが、

また1~2時間経つと起きて吠えるというような日が3週間ほど続きました。

寝る時間が短く酷く吠えるようになり、いよいよ空にも自分にもこれ以上お無理はいけないと、

先生に相談して、夜は鎮静剤を飲ませるようになりました。



先生は吠える原因は痛いという理由1つではなくていろいろあると思います、

また、夜吠えるのは認知症の入った子に多いとも言っていました。



23時に鎮静剤を飲み、翌日の朝もまだ意識はやや虚ろです。

それでも、お水も飲みご飯も薬もしっかり食べます。



自分の足で立てなくても、食欲があるうちはまだ生きる意欲があるということだろうと・・・

自然界に生きる動物だったら、とっくに死を迎えているはずですが、空は飼われている犬です。

・・・だから!苦しまないうちに、ということも空のためという選択肢の一つでもあるのですね。



以前から、空が苦しむようだったらと決めていた。

けれども、今の状態は私には決めかねる状態です。




DSCF0528.jpg







静かに寝息を立てる空を見て、

今夜もまた、私は、空の尊厳はどこにあるのかと考えます。




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