風のリハビリ ~続けよう 傘の練習完結編~ 59

2015年06月15日 18:43



初めて傘の練習を始めたのは2009年の5月でした。

今年は2015年なので、すでに6年が経ちました。

途中何度かブログに書いてきましたが、完結編として書いておこうかなと思い立ちました。



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2015年 6月14日 そぼ降る雨の早朝。
でも葉が生い茂った木の下は雨も落ちてこないので、私は山の中に行く道に向かいました。
すると風はそちらには行きたくなかったらしく、行きたくないことを伏せで私にアピールしました。




今でも風にとって、傘は「よく得体の知れない物」という存在だろうと、傘を見る風の態度や表情から想像しています。

故・空もそうだったように、傘に怯えないワンコさんにとっては、傘を差している人が近づいても何でもないことですがww



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私は風にレインコートを着せてこなかったので、雨にあたらない山の道に行くことを譲りませんでした。
「風ちゃ~ん、今日はこっちにいくよ~」と呼ぶと、風はしぶしぶこちらに来てくれました。
いつもは風の選ぶ道優先なんですけどねww




また、傘の登場する季節がやってきたなと思いながら雨の朝のお散歩をしていたところ、お散歩仲間のおじさんと会いました。

いつも風はこのおじさんに挨拶をしに行くのですが、この日は傘をさしていたのでてっきり行かないものと思い込んでいた私。

ところが風は、おじさんを見てほんの一瞬わずかに腰を引いたものの、その後いつものように挨拶に行きました。

おじさんがさしていたのは、黒くて大きな男物の傘です。

私は内心「ほぉ」と感心しました。

そして、風は、その数日あとのお散歩でも、同じように大きな黒い傘をさしたこのおじさんに挨拶をしにいきました。



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2015年 6月2日 この時期はアカシジミの季節でもあります。



風は、おじさんとは何度も会っていて、

自分には危害を加えない安心できるおじさんとわかっていたからこそ、傘を差していても挨拶しに行ったのでしょうけれど、

やはりその前には何年もの積み重ねがあって、「傘は自分には危害を加えるものではない」という認識ができたのでしょうね。



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2015年 6月6日 ウラナミアカシジミと風



人にとってはつまらないようなことでも、ワンコにとってはとても大変なことだったりします。

ワンコによっては、すぐに克服できる子もいるでしょうけどできない子もいます。

そんな子には、特に気を配ってあげ続けることが大切なんですね。

そして気を配ることって初めは大変だけど、続けているといつのまにかそれが当たり前になっていきます。

ワンコの慣れの練習と同じように(笑)



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2015年6月14日 いつもクンクンする場所 



ちなみに、今も風のお散歩には傘をさして行きません。

風があまり好きじゃない傘を私がさす必要も感じないし、片手がふさがってしまうことも不便だからです。



風のリハビリ ~スマート~ 58

2015年05月10日 13:47


4月27日この動画を撮りました。


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風の右側のブロック塀のお宅には黒ラブ君がいます。

ときどき庭で遊んでいることがあります。

庭にいるときは、たいがい飼い主さんも一緒に庭にいるのですが、

人が通りがかるとバレーボールくらいの大きさのボールを咥えて勢い良くフェンスに駆け寄ってきます。

吠えたりしないのですが、私と風がお散歩のときに通る時も勢い良く駆け寄ってくるものですから、

初めてそうされたとき風は唸って勢いよく飛びのいてしまいました。



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2015年 4月17日



黒ラブ君がどうしてそうするようになったかはわかりませんが、

とにかく人が通りがかるとそのような行動を取ってしまうようでした。

その後何度か同じようなことがあり、とうとう風はこのお宅の前を通るとき、

黒ラブ君が庭にいなくても唸りながら小走りに通るようになってしまいました。



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2015年 4月20日



ところが不思議なことに、ご主人と黒ラブ君がお散歩をしているときは、

細い農道で会ってもお互いに問題なくすれ違うことができるのです。

黒ラブ君はいったいどんな学習をしたのでしょうか。

人が通ったときにボールを咥えてフェンスに駆け寄ったら、元気だね~と褒められたのでしょうか?

それとも、お家の方の反応が、黒ラブ君にとってご褒美になってしまったのでしょうか?

理由はわかりませんが、

風から見たら巨体の黒ラブ君が、

大きなボールを咥えて突然やってきたら脅威と感じてしまうことは、私でも十分想像できることです。



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2015年 4月30日



毎日通る道なので、風が唸るようになってからは、

私は黒ラブ君がいるかいないかを必ず確認してから通るようにしました。

そして、庭にいるときは、風を誘って反対方向に歩くようにしました。

黒ラブ君はブロック越しに私達に気が付くときもあるのですが、

そんなときはジッとこちらを見ていたり、ボールを咥えてフェンスの隙間から見ていたりします。

(そういうときの黒ラブ君の姿は、とっても可愛いのです♪)

風は、黒ラブ君がいない時に通っても唸って小走りに通ったりしていたので、

家に近づくと「Ist OK~♪」の声かけをしたり、

唸ることなく通り過ぎることができたときなどは「いいこ~♪」などの声もかけていました。



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2015年 5月1日 やっとキツネを撮影できました。 
風と歩いていると何やら感じるものがあって、その先を見ると・・・あちらもこちらを見ていました(笑)



動画では、風は塀に近づいたとき不意に止まり、自分の前足を舐めています。

そして、数歩歩いてブルブルと身体を震わし、また歩き出して、歩きながら私を見上げて、フェンスの前を通り過ぎました。

いつからか風はこのお宅の前を通るときは、動画のように通ったり、

気にする素振りは見せますが唸ることも酷い早足で通り過ぎることもなく、

この程度の歩き方で通り過ぎることができるようになりました。



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風が、素晴らしいカーミングシグナルを使い、なんなく黒ラブ君宅の前を通り過ぎることができた動画。

長い間続けてきた成果をカメラに収めることができて、かなり嬉しい私でした\(*^▽^*)/♪

題の"スマート"は、この動画をEggiさんに見ていただいたときのお返事に、

「黒ラブ君の不在確認を済ませてから、ブルブルして緊張を解く風ちゃんのスマートなこと(^-^)」

と書かれていたところから取らせてもらいました。

このときのスマートの訳は、「行動などがきびきびして洗練されているさま。」(goo辞書)が当てはまると思いました。

風ちゃん、格好いい~(^-^)♪



風のリハビリ ~わがままと欲張り~ 57

2015年04月13日 12:40

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風のリハビリを、これまで数度のハングアウトカウンセリングと、数多くのメールのやり取りを通してEggiさんにみて頂いてきました。

そのおかげで風は本当に変わりました。



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でも、実際の生活の中での様子や散歩の風景などは、動画をほとんど撮ることができずにいたので、

限られたものだけしかEggiさんに見てもらうことができませんでした。

現実にあったできごとを書くメールは私の主観で書きますし、私に見えていないこともたくさんあるので、

どこまでEggiさんに伝えられただろうかと不安になることもありました。

Eggiさんからも、「実際の様子が見られないし、自分の動きを見せることができないのでもどかしく思います。」とお返事を頂いたこともあり、

私も同じような気持ちになることが多々ありました。



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そんなことからも、セミナーに行ったり、トレーナーさんがYouTubeにあげている動画を見たり、DVDを見たりもしてきました。

そして、先日、あるトレーナーさんからタイミングの話を聞いたのですが、

Eggiさんから最後の課題といわれている"私の自信のなさ"が起きる原因は、

やっぱりその場で実際に見てもらって、それでいいんだよと言ってもらうことが叶わないことからきているのかもしれないと思いました。



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今でこそ、こういうことはありませんが、

例えば、以前「いいのかな~これでいいのかな~」と思いながらオヤツをあげる態度だったりタイミングだったりは、

風から見た私は信頼していいのかどうかわからない、まさに自信の無さの塊だったでしょう。



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犬を尊重する心を持っている信念と自信はありますが、

実際の風との生活の中に疑問符がついている時があることは大きな問題です。

これだけ風が変わったのに、まだ・・・と思ってしまうのは、私のわがままですし欲張りだと思います。

だって、しつこく書きますが、風はほんとうに変わったのですから。



でも、私は知りたいことが、まだまだ沢山あるのでした。





風のリハビリ ~前記事に頂いたEggiさんへのお返事~ 56

2015年04月07日 12:47



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2015年 4月6日



風は本当に変わりましたよね

ABCの輪が繋がったんだな~という嬉しい思いでいっぱいになります。

まだ、アルファベットが見えづらいところがあるとしたら、何かな~?

・・・抜け落ちていたそれぞれのアルファベットは、今でも完璧に姿を現していませんが、

完璧に見えないことは今の私にはあまり大きな問題では無くなっているように感じています。



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2015年 4月1日 大鹿村にて  ムーミンパパ撮影



風の吠えは、何も犬のことを知らない私が、無謀にも保護犬を預かった見返りのようなものかもしれないと思います。

保護犬を預かっていたときは、本当にワンコのことを何も知りませんでした。

それ故、風のことを後回しにしてきたツケが、私にではなく風の吠え(穏やかでいることができないワンコ)に繋がってしまっていました。

風のリハビリはもう待てないところまできてしまっていると感じた私は、

預かりを始めてちょうど一年が経ったところで保護犬が里親さんの元に行ったことを区切りに、預かりを止めることに決めました。

このとき、風のリハビリは何年かけても達成させてあげたいと心に決めたのです。

なにせEggiさんが驚かれるほどの吠え吠え風ちゃんでしたものね(笑)



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2015年 4月1日 安曇野にて ムーミンパパ撮影



Eggiさんがブログにも書かれている"人間側が変わる"という考えを受け入れることは、私にとってはそれほど難しくありませんでした。

けれども、いざ自分を変えようとすると、それはなかなか難しいことでした。

第一、自分の何が問題なのかがよくわからなかったし、奥深く潜在しているものはそう簡単に発見もできませんでした。

そして、ワンコに対する自分の考え方、接し方、精神的な安定やら、

あまりにも突き詰めすぎてしまえば、なんだか苦行をしているようにもなりそうでしたし、神がかり的な域なのかと危ぶんでしまいそうでした。



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2015年 4月6日 



何度も何度も同じことや疑問をEggiさんに聞いてみたり、言われたり。

自信を持っていいことも何度も言われましたね。

それなのに、なかなか背骨をすくっと立てて対応ができないことも多かったです。

でも、時間が経つにつれ、風の態度から「あぁ、私は自信を持っていいのだ。」と感じることができたのです。

Eggiさんの励ましと風が、私に教えてくれました。



実際に今の風と私でEggiさんにレッスンをお願いしたら、あれっ?と思われてしまうこともあるのじゃないかと思いますが、

とにかく風の吠えが凄く少なくなったことや、風の顔つきや動きが穏やかになったことも、

風が自分で考えて選択する態度が見えたりとかなりの面で変わったことは確かです。

そして、私も。

風と私のリハビリは、いつか"リハビリ"という言葉ではなくなるときが来るかもしれません。

でも、風がいる限り、風の身振り素振りをいつもよく見てあげたいと思っています。

そして、言葉を持たない風との非言語コミュニケーションは、私の生活の楽しみにもなっているんです。



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2015年 4月6日



そうそう、グレゴリー・バーンズ著「犬の気持ちを科学する」を買いました。

面白そうです。

まだ、まだ、Eggiさんにはお聞きいたいことが沢山あります。

またか、というようなことがあっても、どうかよろしくお願いします。

では、また、ご連絡します。



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2015年 4月6日


風のリハビリ ~ハーネスの練習 完結編~ 55

2015年03月22日 19:06


お散歩のときハーネスを着ける様子です。

自分でカメラを持っていたのでハーネスを上手に着けてあげられませんでした(;^_^A、

でも、見てもらいたいところは、ハーネスを着ける練習をし始めた2013年2月とは、

風の態度が全くと言っていいほど違うところです。

そして、部屋にいる風を呼ぶと、こんな様子で部屋から出てくるようになりました。

「風のリハビリ~信頼関係を育むって?ハーネスの練習~8」に書いた目的をほぼ達成できました。



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風が部屋kら出てくるのを待たずとも、「お散歩行こう~♪」と呼ぶと結構喜んで来てくれるようになりました。

ハーネスの練習を始めた頃の記事のリンクを下に張りました。



風のリハビリ~信頼関係を育むって?~7



風のリハビリ~信頼関係を育むって?ハーネスの練習~8



風のリハビリ~信頼関係を育むって?ハーネスの練習~9



風のリハビリ~天岩戸から風自ら出てきたのだ~17




以前のEggiさんから頂いたメールの抜粋です。
どの記事だったか覚えていないのですが、多分この部分を載せるのは2度目かと思います。
(メールからの抜粋はEggiさんに了承を得ています。)

「私はワンコさんといるときは、常に気持ちのコントロールをしています。

人の気持がワンコさんに与える影響が大きいのを知っていますし、ワンコさんたちは、常に自分で学習をしているとも知っているからです。

特に人が無意識にしてしまうことに、ワンコさんたちは、とても強く影響されてしまいます。
無意識の行動は、反動作用とも言い換えられる程、すっかりパターン化されているので、特定の事柄には常に付きまといますから、ワンコの学習理論にピッタリと叶って、完璧なお勉強が出来てしまうのでしょう。

ですから、自分の中にある、何かの存在を感じたら、頑なに否定しないで、それが存在する事を認めることが大切なのだと思うのです。
特に、悩めるワンコさんの飼い主さんには、ワンコのリハビリへの、大切な第一歩にあたるのだと思うのです。

私の中にも、それはそれは沢山の"どうしようもない物"が巣くっていますけれど、その物の存在を認めていますから、愛するワンコのためならば、ちゃんとコントロールできています。
腹の虫の居所が悪い時は、ベターハーフの主人には、"安心して"当たっちゃう事はありましたが、ワンコには、いつも公平、平静が保てます。
だって、主人には"言い訳"が効くけれども、犬族のワンコには通じないですし、そんなのは無責任で大人げないですものものね」



このメールを頂いたときには、このときの私なりに理解していました。

でも、読み返してみると、あの時には漠然と理解していたことも、今はハッキリとしていることに気がつきました。

そして、「私も結構成長したもんだわ~」なんて思ってしまったのです(笑)





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